こんにちは。
ラリーケーホーム(ハウスドゥ!大東野崎店)の金井です。
最近、パートやアルバイトの方から「賃貸では先行き不安」「家賃以下の支払い額になるのであれば購入したい」という相談をよく頂きます。
確かに、賃貸では子どもがバタバタするので気を使わないとならなかったり、自由にリフォームが出来なかったり、壁に穴が開けれなかったり、というストレスを抱えている方もおられます。
そこで今回はパート、アルバイトでも住宅ローンの借入れが出来た事例をもとに、お伝えしたいと思います。
【パート、アルバイトの審査基準はなぜ厳しいのか?】
住宅ローンを利用する際、「パート、アルバイトなら審査は通りませんよ」と門前払いをされたというケースも結構耳にします。
実際、正社員や公務員に比べると、住宅ローンの審査基準が厳しいのは事実です。
住宅ローンは、誰でも借りられるものではありません。
当然マイホームを購入するとなると、それなりの出費が発生します。金融機関側からすれば、ローンを組み、長期間にわたってその額を返済してもらうため、信頼のある人でないと融資はできませんよね。そのため、必然的に審査は厳しくなってしまいます。
将来的な目で見ると、確かにパートやアルバイトなどは、正社員に比べると雇用が保証されていない点で不安が残ります。
しかし、パートやアルバイトでも毎月しっかりとした収入がある人もいます。また、正社員よりも収入が高い人だっています。それにもかかわらず、パートやアルバイトでは審査が厳しくなってしまうのはなぜでしょうか。
【パートやアルバイトへの審査が厳しい理由】
「収入は正社員よりも多いのに、パートやアルバイトだとなぜ審査が通りにくいの?」と思われる方は少なくないでしょう。
その理由は、仕事や収入が安定しない恐れがあるからです。
例えば、会社が業績不振などで人員削減を考えた場合、リストラの対象として真っ先にターゲットとされるのはパートやアルバイトです。
また、たとえリストラされなくても、企業によってはパートやアルバイトに勤続年数の上限を設けている場合があります。
もしも契約更新されなかった場合には、次の仕事が見つかるまでの間、収入はなくなってしまいます。
こうした不安もあるのです。
住宅ローンは車のローンなどと違い、2〜3年で返済が終わるようなものではありません。
調査によると返済期間の平均は26.4年となっており、20年以上もの期間、返済し続けることがわかります。長ければ30〜40年かかります。その間、滞りなくしっかりと返済してもらわないと金融機関としても困ってしまいます。
何千万という大金を貸すためには、しっかりと申込者の信用度を判断しなくてはいけません。そうした理由から、安定的に収入を得るということが、ローン審査の判断をするうえで大切な項目となります。
この点で、どうしてもパートやアルバイトは不利になってしまうのです。
【パートやアルバイトでも住宅ローンを借りられる可能性はあるの?】
パートやアルバイトが民間の金融機関で住宅ローンを借りるのは、現実的に難しいと言わざるを得ません。
なぜなら、審査基準の中でも特に雇用形態を重視する傾向にあるからです。
雇用形態だけではなく、申込者の借金の有無や延滞履歴などもくまなくチェックします。
契約社員や派遣社員であれば、金融機関によって住宅ローンを借りられる可能性がありますが、それでもやはり正社員と比較すると審査に落ちる可能性は高く、不利となります。
ただし、仮に民間の金融機関で審査に落ちたとしても、「フラット35」を利用すれば住宅ローンを借りられる可能性はあります。
この「フラット35」の審査基準について詳しく見ていきましょう。
【一般の銀行よりフラット35の方が審査に通りやすい】
「フラット35」とは、住宅金融支援機構と民間の金融機関が協力してできた住宅ローンです。
フラット35の特徴は、借入期間中の金利がずっと固定であるというところです。
金利がずっと固定されているので、返済額は変わらず、安心して返済計画を立てることができます。
また、フラット35の方が、一般の金融機関に比べると、住宅ローンの審査に通りやすいのです。
フラット35の方が審査が通りやすいと言われているのは、理由としては民間住宅ローンでは勤続年数や雇用形態、年収などローン審査で必須になりますが、フラット35では年収の基準を満たしていればローンを借りることができるからです。
【フラット35を利用する条件】
・申込時の年齢が70歳未満である
・日本国籍である、または永住許可を受けている
・返済負担率が基準以下である
フラット35は、民間の金融機関では雇用形態や勤続年数、健康面などの理由によって審査が通らなかった人にも対応してくれる住宅ローンです。
フラット35は長期固定なので、変動金利よりも金利が少し高くなってしまうというデメリットがあります。
ただ、最近の長期固定金利は低めに設定されているので、民間の金融機関では借り入れが厳しそうであれば、フラット35を検討してみるのも良いでしょう。
ただし、「購入する物件が一定の条件を満たしている必要がある」という点には注意してください。
フラット35では、個人の審査こそ厳しく見られませんが、物件に関しては「住宅金融支援機構が定めた技術基準を満たす住宅」でないと、ローンの借り入れが厳しくなってしまう恐れがあります。
購入する物件の耐震性や省エネルギー性など、定められた基準を1つ以上満たす必要があるため、その物件が基準を満たしているかどうか、しっかりと確認しなければなりません。
【フラット35を利用する為の物件条件】
先程もお伝えしたように、フラット35は「個人の審査」はそれほど厳しくありませんが、「物件に対する審査」は正直厳しいです。
もちろん新築や築浅の物件であれば、基準を満たしている物件の方が多いですが、パートやアルバイトの方がそのような物件を購入するよりは、比較的返済に無理がないような安価な物件を求める方が良いでしょう。
となると、どうしても築古の物件となり、築古の物件ではフラット35対応条件にあてはまらない事が多いのです。
あてはまらない条件で一番多いのは、建蔽率、容積率オーバー物件です。
このような物件はフラット35が使えません。
フラット35に対応する物件を見つけてくるのも不動産屋の担当者としての腕の見せどころです。
【パート、アルバイトでも住宅ローンの審査に通りやすくなるポイント】
フラット35であれば、パートやアルバイトでも、住宅ローンの借入ができる可能性はありますが、さらに住宅ローンの審査に少しでも通りやすくなるポイントを探ってみます。
・勤続年数3年以上の方が好ましい
・年収の30%÷12か月以内の返済額に収まっているか
・クレジットカードの延滞がないか
・キャッシング等で延滞がないか、キャッシング枠が多くないか
・その他の借入が多くないか
・頭金を少しでも入れれるか
その他にも審査に通りやすくなるポイントは多々あります。
不安に思っている方は、住宅ローンに詳しい不動産屋の担当者やファイナンシャルプランナーに問い合わせてみるのも一つの方法です。
-----------------------------------------
大東市、四條畷市の戸建て、マンション、土地を買うなら、売るなら「ラリ-ケーホーム」(ハウスドゥ!大東野崎店)へ!!
大東市、四條畷市に特化した地域密着のお店です。
【大東市】赤井、曙、明美の里町、泉町、栄和町、扇町、大野、学園町、川中新町、北楠の里町、北新町、御供田、御領、幸町、三箇、三洋町、新田旭町、新田北町、新田堺町、新田中町、新田西町、新田東本町、新田本町、新町、末広町、住道、大東町、太子田、大字龍間、谷川、津の辺町、寺川、大字寺川、中垣内、大字中垣内、中楠の里町、南郷町、錦町、西楠の里町、野崎、大字野崎、灰塚、浜町、氷野、平野屋、平野屋新町、深野、深野北、深野南町、北条、大字北条、朋来、三住町、緑が丘、南楠の里町、南新田、南津の辺町、諸福
【四條畷市】江瀬美町、大字逢阪、岡山、大字岡山、岡山東、大字上田原、雁屋北町、雁屋西町、雁屋南町、北出町、大字清瀧、清滝新町、清滝中町、米崎町、さつきヶ丘、蔀屋新町、蔀屋本町、大字下田原、砂、田原台、塚脇町、中野、大字中野、中野新町、中野本町、楠公、西中野二丁通町、美田町、南野、大字南野、緑風台
-----------------------------------------