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古家付き建物をそのまま売却するメリットは?デメリットや売却時の注意点も紹介【大東市・四條畷市で家を売るなら】

不動産売却についてのノウハウ集

金井 貴之

筆者 金井 貴之

不動産キャリア7年

お客様のメリットを一番に考え、お客様にとってのベストな答えを一緒に探すよう心掛けております。

「古家付きの建物をそのまま売却しても良いのだろうか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。建物を残したまま手放す方法には、よく知られていない利点や注意点があります。本記事では、古家を解体せずにそのまま売却する場合のメリットとデメリットを、分かりやすく解説いたします。さらに、更地にしてから売却する場合の違いもご紹介しますので、ご自身に最適な選択をするための参考にしてください。

古家付きの建物をそのまま売却するメリット

古い建物を解体せず、現況のまま売却することには、売主にとって大きな負担軽減や節税面での利点があります。まず、解体費用が不要である点です。木造住宅であれば坪当たり3万~5万円、50坪ほどの住宅では150万~250万円ほどの費用がかかるのが一般的ですが、それが丸ごと不要になるため、コスト削減につながります。売却時期を急ぐ必要がない場合など、効果的な手段となります。

次に、固定資産税の軽減措置を受けられる点です。建物が存在する土地については、「住宅用地の特例」によって課税標準額が軽減されるため、固定資産税や都市計画税の負担を抑えることが可能です。例えば、200平方メートル以下の土地であれば、固定資産税は6分の1に、200平方メートルを超える部分でも3分の1に軽減されるケースがあります。

さらに、買い手にとって金利の低い住宅ローンを使える可能性がある点も見逃せません。更地では住宅ローンが難しい場合もありますが、建物付きの状態だと金融機関によって住宅ローンの融資対象となる傾向があり、買い手にとって資金調達がしやすく売れやすい状況を作りやすいのです。

メリット項目説明
解体費用不要坪単価3~5万円、50坪で150万~250万円の負担を回避できます
固定資産税軽減住宅用地特例により課税が最大6分の1に軽減されます
住宅ローン利用可更地に比べて融資条件が優しく、買い手にとって購入しやすいです

そのまま売却する場合のデメリット

古家付き土地をそのまま売却する際には、いくつか注意すべき点があります。

項目内容
売却価格の低下・値引き交渉古家の解体費用を買主が負担する前提で値引きされるケースが多く、予想より価格が下がるリスクがあります。解体費用相当の値引きを要求されることもあり得ます。
買い手の見つかりにくさ老朽化した建物があることで新築を希望する買主には敬遠されやすく、販売期間が延びる可能性があります。土地の印象も損なわれる恐れがあります。
古家の状態・維持管理の必要性長期間の空き家は清掃や風通し、草刈りなどの管理費用や手間がかかり、場合によっては年間数十万円に上ることもあります。また、建物の劣化や倒壊リスク、地中埋蔵物の発見など、売却後にトラブルとなる恐れもあります。

以上のように、古家付き土地をそのまま売却する場合には、価格交渉で不利になるリスクや、売れにくさ、さらに維持管理に手間がかかる点などがデメリットとして挙げられます。売却をお考えの方には、これらの点を踏まえて慎重にご判断いただくことが大切です。

:更地にして売却するメリット

更地にして売却する場合には、次のような大きなメリットが期待できます。

メリット 内容
売却の流動性が高まる 建物がない状態で土地の全体像が明確になり、新築や自由な活用を考える買主にとって魅力が高く、早期売却につながりやすいです。
買主が新築をイメージしやすい 更地であれば、建物のプランや配置などを具体的に想像しやすく、幅広い層からの関心を得やすくなります。
高値で売れる可能性がある 更地は活用の自由度が高く、住宅メーカーやデベロッパーのほか、新築希望者からも支持されやすく、結果としてより高い売却価格が期待できる場合があります。

まず、「売却の流動性が高まる」という点は、例えば古家があると土地としての価値が見えにくく、敬遠されがちですが、更地にすることでそうしたネックを取り除くことができる点で優れています 。

次に、「買主が新築をイメージしやすい」という点ですが、更地であれば土地の形状や広さをそのまま把握でき、新築住宅の配置やデザインを自由に考えやすいため、買主に強くアピールしやすくなるのがポイントです 。

さらに、「高値で売れる可能性がある」という点では、土地本来の評価が反映されやすく、立地条件や買主の広がりにより、古家付き土地よりも高い価格で取引できるケースもあります。特に人気エリアではその傾向が強くなります 。

:更地化によるデメリット

古家を取り壊して更地にする場合、以下のようなデメリットがございます。

デメリット項目 内容
解体費用の負担 木造の建物では30坪あたりおおよそ120万円~180万円、鉄骨造・鉄筋コンクリート造ではさらに高額となることがあり、売主様にとって大きなコスト負担となります。
税負担の増加 住宅用地に対する固定資産税の軽減措置(1/6や1/3)が無効となり、土地だけに標準税率(約1.4%)が適用されるため、税額が数倍に跳ね上がることがあります。
売却開始の遅れ 解体工事には準備や期間が必要となるため、更地にすることで売却活動の開始時期が遅くなり、現金化までのスケジュールに影響する可能性があります。

まず解体費用についてですが、構造により異なりますが、木造では30坪あたりおよそ120万円~180万円、鉄骨造・鉄筋コンクリート造ではさらに高額になることがあります。立地や付帯物、アスベストの有無によっても変動しますので、複数業者の見積もり取得が重要です。

次に固定資産税の負担増についてですが、住宅用地に適用される軽減特例が更地では適用外になるため、同じ土地でも税額が数倍に増加するケースがあります。たとえば、家付き土地の税負担が年間数十万円で済んでいたところ、更地にすることで3~4倍、場合によっては6倍近くに跳ね上がることもあり得ます。

さらに、解体工事には手配や施工期間が伴うため、売却活動の開始が遅れ、現金化までのスケジュールに影響が出ます。また、建物を撤去することで、「既存不適格」といって、法改正により同様の建物を再建築できなくなる可能性もありますのでご注意ください。

まとめ

古家付き建物をそのまま売却するか、更地にしてから売却するかは、それぞれ異なる特徴と注意点があります。建物を残して売ることで費用の負担が軽くなり、買い手の幅も広がりますが、売却価格が下がる可能性や売却までに時間がかかる場合もあります。一方、更地にすると買い手が見つけやすくなる反面、費用や税金が増えることも考慮が必要です。売却を検討する際には、ご自身のご希望や今後の計画に合わせて慎重に判断することが大切です。

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